いよいよ何年も続いたコロナ禍も明けようとしています。
待ちきれず海外へのご旅行や留学の準備や情報収集を始められた方も多いのではないでしょうか。

2022年12月1日現在、日本からフィリピンへ出国する場合に必要となるものや条件などをまとめてみました。

フィリピン入国

2022年11月2日にフィリピン政府は新たな制限解除を発表しました。
現在の入国時の検査状況などは次の表のとおりです。

①ワクチン接種者で有効なワクチン接種証明書を持っている

完全なワクチン接種者という有効なワクチン接種証明書を持っているなら出国前も到着後も抗原検査は不要です。

日本政府デジタル庁で発行されるワクチンパスポートはこの有効な接種証明書にあたります。
この提示により日本出国時、フィリピン入国時の抗原検査および入国後の隔離措置はありません。

②ワクチン未接種者および2回のワクチン接種証明の無い人

ワクチン未接種者および2回のワクチンを接種する証明の無い人は、日本出発前24時間以内の医療機関での抗原検査または出発日時48時間以内に実施したRT-PCR検査の陰性証明書提出が必須で、その陰性証明書が必要です。

そちらの提出でフィリピン入国時の抗原検査は免除されます。

※15歳以下の外国人の場合は別表のとおりとなりますが、現時点で15歳未満の外国人は、単身 または 親の付き添い無しでのフィリピン入国は許可されません。

同伴者の検疫規則に従うというのが甚だ判断に困るところであります。

また、これまでフィリピン入国するために登録する必要があった「ONE HEALTH PASS」は、「eARRIVAL CARD」に変更となりました。
なお、BOQ（フィリピン検疫局）は、出発国出発72時間以内の登録を推奨しています。
■この登録は無料で支払の必要はありません。
eARRIVAL CARD：https://onehealthpass.com.ph
■現在、支払を必要とする悪意ある、偽＆詐欺サイトがはびこり注意するよう呼びかけています。

以上の検疫をクリアした査証免除対象国の居住者で、フィリピン到着時点で残存期間が60日以上ある日本国発行のパスポートおよびフィリピン到着日から30日以内の帰国便のチケットを所持する場合は、ビザの取得は不要です。
因みに日本は査証免除対象国に含まれます。

また、最終的な入国の判断はフィリピン政府および検疫局の判断によるとなっています。

結論として

ワクチンを2回以上接種している方は、11月2日にフィリピン政府が発表した制限解除により大幅に入国しやすくなったと思われます。
ここで改めてワクチン2回以上接種している人が必要なものをまとめます

状況は随時変わりますので、信頼できる情報を大使館HPなどで確認しご用意ください。

（在外公館連絡先）
○ 在フィリピン日本国大使館
住所：2627 Roxas Boulevard, Pasay City，Metro Manila
電話：（市外局番02）8551-5710
（邦人援護ホットライン）（市外局番02）8551-5786
FAX：（市外局番02）8551-5785
ホームページ：http://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○ 在セブ日本国総領事館
住所：8th Floor, 2Quad Building, Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu City
次回は日本入国時に必要なものをまとめます。
電話：（市外局番032）231-7321 / 7322
FAX：（市外局番032）231-6843
ホームページ：https://www.cebu.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html