スマホのSIM登録方法（その3：SIMとLoadとPromo）

今回はSIMやLoadの登録方法について詳しく紹介していきます。
まずはSIMとCall card/Load cardの購入場所ですが、マニラやクラークなどの空港には直営スタンドがありますのでフィリピン入国後にそのまま簡単・スムーズに自前のネット環境を得ることができます。
その他にもショッピングモール内のキャリア直営店や案内カウンター（インフォメーションセンター）、街中の携帯ショップなどで買うことができます。

SIMの販売価格は通常40ペソですが、市内の小規模なショップですと50ペソ程度することもあります。
SIMにチャージするためのCal cardはGlobe/Smartとも100、300、500ペソの3種類から選べます。チャージ額は後述するプロモ料金表（Globe用）などを参考に必要な額面を選びます。

Call cardについて厳密に言えば、フィリピン国内のどこにでもあるサリサリストア（自営業の売店）では100ペソ以下のLoadのみも販売しています。少額Loadを購入したい時や近場でCall card販売店が見つからない場合はサリサリストアも活用できます。
例えば20ペソ分のLoadを購入したい場合、サリサリ儲け分の3ペソ程度を上乗せされた額を支払い、自身の携帯番号を伝えると、その場で「パサロード」と呼ばれるLoadシェア機能を使ってサリサリ携帯→自身のスマホに20ペソ分がチャージされます。Load移動が無事完了すれば自動テキストメッセージが届くので安心です。

それでは、実際にスマホでSIMとLoad cardを使ってみましょう！
（こちらではGlobeの利用手順をご紹介します）

ステップ①：SIMの挿入

SIMを台紙から取り外し、トレーに乗せて端末に挿入します。

※スマホの電源が切れた状態でSIM挿入を行ってください
※機種によってはSIM挿入後に自動認識されず、通信をするための初期設定（APN設定など）が必要となる場合があります。

～SIM設定中に疑問に思うかもしれない用語集～

・「APN」とは・・Access Point Nameの略で、端末でデータ通信するためのアクセス先情報
・「IMEI」とは・・International Mobile Equipment Identifier（国際移動体装置識別番号）の略で、端末1台ずつに割り当てられた15桁の識別番号
・「LTE」とは・・Long Term Evolutionの略で、3Gをさらに高速化させた第4世代携帯の無線通信規格（4G）のサービス名称

SIMは大きさによって「Regular」「Micro」「Nano」に分類され、スマホで用いられる近年の主流はNanoとなりますが、TRI-CUTと呼ばれる1枚のSIM台紙で3サイズに対応した仕様ですのでご安心下さい。